2011-04-26 ■ 詩 足跡はどれだけつけてきただろうね 振り返ってみるけれど遠くの方はもう擦り切れてしまっている 泣きそうだけどそこは我慢して前をまた見つめなおす まだまだ先は長いよ 消えるにはまだまだ長い 消えないようにこの両足で踏ん張っているんだ 一寸先はきっと消えてしまうから 一人で歩くより楽で辛いことはないよね 誰かに合わせて歩かなくていい でも孤独が胸に刃を刺してくる その刃は簡単には抜けないしとても痛い そして誰かと手を取り合ったときに初めて抜ける そう誰でも一人じゃ生きることができないんだ